ペルソナについてのあれこれ
ペルソナを決める理由、履き違えてない?
ペルソナはしっかり決めることに越したことはない。
けれどそれをする意味を履き違えてはいけない。
大体の教材でペルソナはしっかり決めようとしているが、
それはターゲットの趣味嗜好を考えて商品のUSPを知ること。
その趣味嗜好からどうやって商品(USP)に興味を持って、
購入という行動を起こさせるか。
最初にペルソナの設定や思考、行動パターンを間違えると
そもそものところで間違ってしまう。
なので客観的に見つつ、リサーチでその人物像を明確にすること。
(例えば、悩みの割合とかそういうもの)
・・・まぁ自分は細かくはやらないんですが。
なんでペルソナを細かく決めない?
コレを言うと各方面に怒られそうだけれど
一言でいうと「時間の無駄」だから。
性別、年齢、既婚か否か、商材を購入させる大きな悩み
コレくらいは決めている。
でもそれ以上は決めない。
あんまり深堀りしてアレコレ時間をかけるなら
まず原稿を書き出してしまったほうがいい。
結局一番時間が掛かるのは本文作成なので。
入れる人物情報を選ぶ
ペルソナをしっかり決めるのは良いことだが入れるものは選ぶ
ピンポイントでターゲット像を絞りすぎてもよくはない
めちゃくちゃ絞って書くのは相当の技術がいる。
自分でもムリ。
針の穴に糸を一発で通すような、そんな繊細なコントロールが必要。
そんな文書なら爆当たりするし独立して飯が食えるレベル。
なのである程度許容というか幅を持たせてターゲットを囲う。
あとは話の軸がぶれないようにする
これはストーリーボードを作っておく。
ストーリーボードって何かというと、そのまま。
大まかな流れ、入れるコンテンツ・・・そういったものを予め組んで肉付けしていく。
そうすれば基本的な流れや話軸はズレない。
見やすい文章ってどんな感じ?
だらだらと長い文章を書くより短文にする
誰でも知っている文章でやってみる。
例:コナンの映画の冒頭の紹介。
元の口上
俺は高校生探偵、工藤新一。
幼なじみで同級生の毛利蘭と遊園地へ遊びに行っ黒ずくめの男の
怪しげな取引現場を目撃した。
取引を見るのに夢中になっていた俺は、背後から近づいてくるもう
一人の仲間に気づかなかった。
俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら・・・
身体縮んでしまっていた。
工藤新一が生きているとやつらにばれたら、また命を狙われ、
周りの人間にも危害が及ぶ。
阿笠博士の助言で正体を隠すことにした俺は、蘭に名前を聞かれ
とっさに江戸川コナンと名乗り、
奴らの情報を掴むために、父親が探偵をやっている蘭の家に
転がり込んだ。
修正後
俺は高校生探偵、工藤新一。
ある日幼なじみで同級生の毛利蘭と遊園地へ遊びに行った。
そうしたら黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃。
俺は取引を見るのに夢中になっていた。
・・・背後から近づいてくるもう一人の仲間に気づかずに。
その男に殴られ気絶。
毒薬を飲まされ、目が覚めたら・・・
身体縮んでしまっていた。
工藤新一が生きていると奴らにバレるのはマズイ。
また命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ。
だから阿笠博士の助言で正体を隠すことにした。
そして江戸川コナンと名乗るようになった。
奴らの情報を掴むために、
父親が探偵をやっている蘭の家に転がり込んだ。
⇒内容は変わっていないが短く切ることで見やすくなる
最低限+αが理想的
一文が短いから最高というわけではない。
かといって余分な事を入れすぎもよくはない。
体験談風は特にそう。
ネオモバでざっと作ったやつがまさにそう。
小説とまではいかないが、ユーザーが親しみやすい文章にする。
キャッチーな文章がどうしても読みやすい。
商材にもよるけれど。
後はやっぱり文章のリズム感。
コレが悪いと途中で読むのやめられちゃう。
リズムが良いか悪いかは、声に出して読んで録音して
それを聞いて確かめる。
読み上げソフトでも可。
とりあえず書くときに気をつけたい5つのこと
PASONAの法則とかいろいろある。
QUESTの法則とか。
けど結局のところそんな小難しいことに沿っても
当たらないときは当たらないし、考えすぎてごちゃごちゃになる。
なのでとりあえず長くてもいいし、短くなってもいいから書ききる。
書ききったら以下の5つのポイントができているか見る。
1、目的にあっているか
2、あれもこれもと言っていないか
3、独自性を具体的に書いているか
4、相手の本音を突いているか
5、裏付けができているか
コレができていれば本文は大丈夫。
オファーは別だけど。
この5つのポイントで難しいのは4。
コレ間違えると結構やばめ。
どれくらいかというと、
会うのが3回目くらいの女とワンチャンのタイミングで
付き合っている彼女とホテル街の入り口で会っちゃうくらいヤバい。
具体的に言うと
本音と建前の建前の方を書いちゃってない?
例:ハリを取り戻す化粧品
売りたい相手
42歳、17歳の息子いる、部活の保護者会とかよくある
建前:老けて見えてしまうのが嫌
本音:他の保護者より若く見られて優越感を持ちたい
コレだとわかりやすい。
建前だけだとどうやっても浅くて響かない。
「老けて見えてしまうのって嫌ですよね?」
って書くよりも
「他の保護者の人より若々しく見られたいですよね?」
こう書いたほうが響きがち。
体験談ならこの本音を使ってBAを書き出しやすい。
なのでココはしっかり考えて本音を書き出そう。
記事の良し悪しを決めるのはオファー
サラッとやりがちがだけども
文章をある程度読ませることに成功。
オファーまで25%くらいは読み進めてもらってる。
後は商品ページに生かせるだけ。
・・・なのだけれど。
このオファーがクソだったら
商品LPに行かない。
行ってくれたとしても購入はしない。
オファーは本当に重要で一番手をかけたほうがいい。
オファーの役割は、
納得して購入を決めてもらって
めんどくさい個人情報の入力とかあっても
それでも購入したい、しないとヤバい
そう思わせるもの。
そう思わせなきゃ購入はしてくれない。
忘れちゃいけないのは、
ユーザーは最後まで疑ってる迷っているということ。
だからオファーで「買えよオラ」と背中を勢いよく蹴飛ばすこと。
とにかく『今買わないといけない』と思わせる。
キャンペーンの期限間近とかはもちろん
悩みを煽って言い方は悪いけど不安にさせたり。
最後に信用できる情報・・・DR.VAPEで言えば楽天のランキングとか。
そういうものを入れる。
売りたい商品を買わない理由をココで徹底的に潰すこと。
そうすればよっぽど商品LPがクソじゃなければ購入する。
だから記事LPで一番大事なのはオファーと言ってもいい。
まとめ
最初のうちはとにかく一度書ききること。
書ききった上で削なり増やすなりする。
そして纏まって全部一度書ききって、
さっき挙げた5つのポイントができているかチェック。
その上で
「それで?」「だから?」「そんで?」
と問いかけながら文章を整理する。
少しでもそれで躓いていたら何かが違うはず。
もう一度見直してみよう。
他の人に読んでもらってもいいし、声に出して読んでみても良い。
とにかく、不自然な流れじゃないかを確認する。
ちなみに
このLPが見やすい装飾例にしてある。
装飾に悩んだらこんな感じにしてみて、
スマホで表示させて微調整。
これはPCで見たとき用。
スマホでは基本的に1文は1.5行を目安。
どうしても長くなってしまう場合は良い区切りで改行すること。
そしてこの文章は3450字ほど。
ネオモバもコレくらいの長さが良いと思うので参考にしてください。